こんにちは、宅地建物取引士の井上裕士です。

『叫び、初来日!!」

と話題の東京都美術館で開催しているムンク展に行ってきました。

 

誰もが知るこの「叫び」がどのように描かれれていたのかを

ムンクの生涯を通して、読み解いていくかなり凝った作りの展示会でした。

 

ムンクによると叫びとは

「橋の上の男が、自ら叫んでいるように誤解されることも多いが、実際には、自然から発せられる幻聴に耐えかねて、耳を押さえている様子が描かれている。」とのことです。

 

ムンクは幼少期に母親や姉との別離から悲しみに関する多くの作品を残していたことも印象的でした。

 

さて、タイトルの「ムンクの遺言」ですが、ムンクは生涯独身を貫いたため子どもがおらず

死後絵画についてすべてを遺言によってオスロ市に遺贈したそうです。

 

その後、オスロ市にはムンク美術館が建造され、オリジナル原画がオスロ空港にも飾られているようです。

 

自分の想いを伝えて旅立ったムンク、その評価の中には故郷への想いがあったのかもしれませんね。